相談

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相談

優しい主人と子供との 穏やかな毎日を過ごしていた。 そういう日々を送る中で彼がFBを 始めた。 彼の投稿を見て時々コメントをして 楽しんでいた。 講演会で知り合ったらしい Drの友達が凄い勢いで増え Drのコメントも多くなったので 私はコメントをしなくなり 投稿を 見るだけになった。 数年後、久しぶりに父の癌治療で 彼に電話をした。 相変わらず忙しい日々を 過ごしているようだった。 一緒に住んでいる彼の子供から 「パパは今度いつ来るの?」 と言われたと笑っていた。 その数年後 私の東京の友人の父の癌治療の 相談をした。 最初に診断を受けた近所の病院では 手術は勧められなくて余命3年と言われたそうだ。 友人は「余命3年は微妙」と言うのでセカンドオピニオンを勧めた。 彼の勤務先の病院を紹介してセカンドオピニオンを受けた。 その結果彼の勤務先の病院で治療する事になった。 友人の兄が癌治療で有名な病院だから という理由で決めたそうだ。 彼は担当医ではなかったが 友人の父の癌は「厄介な癌」らしく 手術は勧めてはいなかった。 友人も高齢の父の手術は躊躇していた。 しかし友人の兄と母が手術を希望し 乗り気でなかった友人の父も 手術をする事を選んだが 手術の甲斐もなく半年足らずで 亡くなった。 友人は 「自分が手術反対を強く言えば 良かった」 「手術しなければもっと長生き出来た のに」と後悔していた。 彼は「担当医の意向や病院の方針があるから手術回避を強く言えなかった」と言っていた。 この友人の父の死が彼が後にこの病院を辞めるきっかけの1つになったと聞いた。
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