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仕方なくまたまた、実家に電話をかけた。
「母さん、やっぱり明日の昼に、彼女を連れて帰るね……」
そして閉園時間になった。
「Youどうぞ!
君の走りをMeに見せてくれ!」
アケビさんはキョトンとした……
でも、すでにアケビさんの目はイッテいる。
アケビさんはコースに入り、いきなりアクセルをふかし爆音と共にコースを爆走した。
「You凄いぞ!
天才的な走りだ!ウホッ〜」
アケビさんはコースを何周も走り続けた。
「速井監督、Meがとんでもない女性ライダー発見しましたよ。
それにオマケで、かなりのイケメンを……」
速井育造…(42歳芸能人、バイク、レーシングチーム監督。通称スター速井。)
「動画で撮ってよ!
それにオマケのイケメンも!」
「凄い走りじゃないか!
それに最高のイケメン!
芸能界に入ってもスターになれるよ。
俺、プロデュースするから、離さないでよ!」
僕達の知らない間にいろいろな事が起きようとしていた。
「凄い走りだったね!
是非、私達のバイクレーシングチームに入ってくれないか!
スター速井監督が作ったチームなんだけど……」
「えっ、あの有名なスター速井ですか?」
「カトケンさん、スター速井って、知ってるの?誰?」
「アケビさん、スター速井を知らないんですか?
大スターで、確かバイクレーシングチームの監督もしてるそうです。」
「あっ、知ってる。あの速井。」
バイクの事だったら知ってるんだ……
「スター速井監督から電話です!Yo uどうぞ!」
「もしもし、君の走りを動画で見せて貰ったよ。
是非、うちのチームに入らないかい?」
「カ、カトケンさん……どうしょう⁇⁇
…………。
ち、ちょっと考えさせて下さい……」
「You、プロのライダーになるチャンスよ!今日はここに泊まってゆっくり考えて!
それに隣のYo uも是非、スター速井が会いたいってよ!芸能界入り間違いなしね!」
何だ……この展開は….
「えっ、私がプロのライダーになれるチャンス、でも……」
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