一ノ章

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紅葉は風雅の背中をバシバシ叩いていたが風雅は笑いながら喜び。 白神家全員は真っ青になっていた。 『一番可愛いところはね〜』 風雅は紅葉の腰を引き寄せ顎クイッとしてディープキスをする。 「ん、んぅ…っ!」 (やだ…力が抜けちゃうよ…) 「ふ…はぁっ」 唇を離されると息苦しさから解放される 『ね?紅葉のキス顔ってやらしいから好きなんだ〜』 「…!」 周りを見た紅葉 (うわああああああっ!!家族の前でえぇぇぇ!!何してくれとんじゃあああっ!!) プロレス技をキメると嬉しそうな風雅 ギャーギャーしてる風雅と紅葉に唖然とし、紋十郎は娘が男にキスされている事に怒りたいが、相手が神獣ゆえに何も言えなかった。 「乙女の唇を〜好きでもないくせに!」 『うん。紅葉がオレの(つがい)になりたいって可愛くおねだりしたら、番にしちゃおっかな☆』 「絶対ならんわ!!」 食事会なのだが、食が進まない白神家。 紋十郎は胃が痛んでいた。 三女の美晴だけは「面白い人が家族になったね!」と喜びご飯をパクパク食べた
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