ニノ章

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司は神社の管理や家族を置いていけない、父の紋十郎も島を治める主が不在はまずい、母の直美は介護の仕事でと、行けなくなってしまった。 小太郎と紅葉、楓、美晴の4人が行くことに。 小太郎は保護者、風雅のお世話、司一家のお土産、直美の介護関係の視察、紋十郎は島が豊かな未来の発展に繋がるものを見てくるようにと、なかなか大きい使命を与えられた。 なかなかの負担を背負われている。 小太郎は頭を抱えたが3姉妹は気づくことなく盛り上がった。 「あ、この可愛いスイーツ食べた〜い」 「ここ綺麗な場所ね」 「動物園行きたい!モフモフしたい!」 『珍獣の紅葉が動物園って可笑しいね〜あははっ』 紅葉は風雅に回し蹴りをかますが避けらる 「紅葉〜風雅様のご機嫌取らないと連れて行ってもらえなくなるわよ」 「そうだよ、紅葉姉!」 『紅葉の愛情表現だよ〜ねぇ?』 紅葉はキッと睨めつけると風雅は喜んだ 「風雅様と紅葉姉って恋人っぽくないね?」 「恋人じゃないらしいわ」 「恋人になると思う?」 「紅葉が恋愛なんて繊細な事、できるわけないわ…」 楓と美晴はヒソヒソ話している 「風雅様は行きたい所ありますか?たしか遊園地は行きたいとおっしゃっておりましたよね?」 『紅葉となら何処でもいいかな〜だって紅葉より面白いものなんてないよ〜』 「アンタね〜」 「紅葉姉は白神家(うち)のお笑い担当だもんね」 そして二泊三日の旅行日をむかえた。
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