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『呼んだ☆』
「…風雅っ！風雅ぁ！」
紅葉は安心感から涙をこぼす
「白虎…神だろうと来れないよう結界を貼ったのに…」
『う〜ん…愛の力かもね〜』
笑いながら余裕をみせる風雅
『…ってお前は鵺のアヤカシじゃないか』
鵺のアヤカシは目付きが鋭く三白眼、長身でヒョロっとしている。見た目年齢は30歳後半くらい。
鵺一族は天狗、妖狐に比べたら弱いが、上位のアヤカシの部類になる。
「だからなんだァ！神だからと俺の番を横取りをするな！」
『お前こそオレの神子に手を出すなんていい度胸だね〜勇気は認めてやるよ』
「神だろうと許すかァァァ！！」
『紅葉。すこしだけ待ってねっ☆』
アイスブルーの目が光り、風が吹く
「！！」
鵺のアヤカシを吹き飛ばし結界を壊す。
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