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風雅の神子にさせられた紅葉は浴衣を着る。
『紅葉って呼ぶね。君は風雅様って呼ぶんだよ』
紅葉は風雅をまじまじとみた。
長身でアイスブルーの瞳、白に近い銀髪でお尻くらいまで長いサラサラロングヘアー、和装と洋装が混じった白と金色の服装をしていた。
人間やアヤカシに敵わないほどの超絶美形だが、紅葉は興味なかった。
「さっきの虎ちゃんは?」
『神獣の姿はオレの本来の姿だけど、こっちの世界じゃ使わないよ。さっきは怒ったけど』
「そんなぁ〜いつ私を食べるの!あの虎ちゃんになら食べらたいの!!」
『ちょ…!やめろってぇぇ…』
紅葉は風雅の胸ぐらを掴み、揺さぶった。
『なんで神獣も人型も同じオレだろ?』
「違うもの!なんの為に喜んで生贄になったと思っているのよ〜」
『喜ぶ生贄なんて初めてだなぁ…なんで生贄になりたいたいの?』
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