三ノ章

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昼はお高いお店で食事をし、服やアクセ、書店やドラッグストアで買い物を楽しんだ。 小太郎も出来上がった新しい眼鏡に感動していた。 帰りに家族のお土産にとドーナツとお高いチョコレートや焼き菓子などを購入。 外の出店でクレープとフラペチーノを飲んでいると、紅葉は何かに気付き走って行ってしまった。 「紅葉!お前危ないだろ!」 小太郎がとめようと声かけるが聞いてない 「かわいい〜〜」 紅葉はヨダレを垂らしながらゲヘヘ〜と変な声を出していた 『オレ以外もこんな反応するんだ〜』 「ほんと可愛い〜」 「にゃんこ〜」 紅葉が見つけたのは野良猫だ。 白猫のお母さんに茶トラ、黒と白、黒、ミケの4匹の子猫たちだ。 「にゃーん」 お腹が空いているようだ。 「お腹空いてるのね。コンビニで買ってくるわ!」「紅葉、野良に餌あげたら駄目だよ。無責任すぎる」 「でも〜モフモフが〜…」 『この子たち飼おうか』 「ふ、風雅様…」 風雅には反対できず、楓も美晴も飼いたいと同意した。 「なんか毛色バラバラね」 『………なるほど。白猫ママの子は黒と黒白の子らしいね。あとの子は懐かれたから面倒みてるだけだって』 「へ〜優しいんだ」 「って猫の言葉わかるの!」 『うん。神獣だからね。この白猫ママは人間に捨てられたんだってさ』 「こんなモフモフを捨てるなんて!お前が人生から捨てられろ〜っての!!」 紅葉はブチギレていた。 風雅が飼うと決めたので、ペットショップに寄り最低限必要な物を買った。 風雅と紅葉に後日にでも街に行ってもらい揃えることにした。
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