三ノ章

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十六夜の孤島に戻る。 ムクとミクに猫たちを見てもらう。 「可愛いニャンコですぅ」 「鹿の方が可愛いの〜」 『綺麗にしてご飯あげたいんだ。お願いできる?』 「了解ですぅ」 せっせと準備をはじめる 「猫は苦手ですわん」 「こっちは帰る準備しなくちゃね…」 「うん…」 楓と美晴は寂しそうに呟く 紅葉たちが荷物を詰めている間、 風雅は綺麗にしてもらい、餌をガツガツ食べる猫たちを眺めていた。 「荷物はこの台車ってやつに入れるなの〜十六夜様が準備してくれたの〜」 風雅(神獣)に台車を縛った。 『不格好だなぁ…』 「サンタクロースみたいでいいじゃない」 「うっ…うう…ぐずっ…」 美晴が泣いてしまった 「美晴…楽しかったね。」 「…うん」 「…帰りたいって言わないの偉かったよ」 「…うん!風雅様との約束だったもん」 楓は美晴の背中を擦った。 「「「「お世話になりました!!!」」」」 紅葉たち4人はムクとミクと葵、そして十六夜の島に最後の挨拶をした。 「また来るなの〜」 「ボクたちも天界に帰ったら十六夜様に報告するですぅ〜」 ムクとミクと葵は手を振る
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