三ノ章

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「はー自分の布団は落ち着くわ〜」 『そうなんだ?』 紅葉に言われ、買い物やお土産を運んでいた 「アンタもお疲れ様。ほんと色々ありがとうね」 『お礼は頬でしょ?』 「…仕方ないわね」 嫌な顔をしながら風雅に頬にキスをする。 風雅にとってはこの表情もまたご褒美みたいなものだった。 「…本気なの?私を番にするって」 『うん』 「軽すぎよ。私は虎ちゃんの番なんだからね!」 『どうやらオレの恋敵はオレ(神獣)らしいね』 『本気で愛しているよ…紅葉』 おでこに軽くキスをすると枕を投げられながらも部屋を後にした
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