34人が本棚に入れています
本棚に追加
猫たちは猫様専用部屋を用意してもらい、夜は風雅の部屋で寝るらしい。
猫様をモフモフすべく風雅の部屋に邪魔することになった紅葉
「アンタの部屋、何もないのね」
『オレには紅葉っていう娯楽がいれば何も必要ないよ☆』
「シロコ〜モフモフ〜子猫に触ってもいい?」
「構いませんニャ」
「にゃあ…」「にゃ〜」と好奇心旺盛な子猫たちは紅葉に興味を示した。
『……』
部屋の主である風雅は何を思ったのか白虎(神獣・小)に姿を変えた。
コロンと転がり「オレ、可愛いでしょ?」と言わんばかりのあざといポーズを取る。
吸い付くような濃厚なキスをしようとすると風雅は人型になる。
「……!」
離れようにも風雅に動けない体勢にされ、離れられない。
押し倒されるように風雅からキス
「んんっ!…やっ…やめ…つっ!」
『虎ちゃんじゃなくてオレを見ろ!』
「……」
『オレは紅葉を本気で愛しているんだ!わかれよ…』
少し苦痛の表情をし、紅葉から離れた。
紅葉は慌てて風雅の部屋を出た。
最初のコメントを投稿しよう!