示談書

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口挟む前に言うか、口挟んできてから言うか…… 別にどっちでもいい事なんですけどね。 私の性格が ちょっとアレなんで🤣 とりあえず、坂田由紀&坂田イトコの事は 会って話してみない事には予測ができないという結論です。 ひとまず先に、真也君と示談書を交わすことになります。 その前に、結子は両親に最後の確認をしました。 真也君からの謝罪を受けるかどうか。 その時に結子は、義実家での話し合いの事を話しました。 さすがに、録音は聞かせられなくて 状況だけを話したそうです。 それを聞いて、結子の両親は 結父:「もう、関わらん方がいいんかもなぁ 形式的にでも、話した方がお互いスッキリするかと思たけど…最後にはしこりが残る事になりそうやなぁ…」 お母さんも、お父さんと同じで 謝ってもらったところで……しこりは消えないから 顔見るのはしんどいだけやと。 結子もこれ以上、両親に辛い思いはさせたくないので 会って欲しくないと思ってたと話しました。 それから真也君と連絡を取り、昼休みに会いました。 ほぼ会話らしい会話もなく 結子からは、両親が謝罪は要らないと言ってるからと伝えてから、示談書を渡して、真也君はそれに署名と捺印。 一応、坂田由紀と近々話をすることを報告したけど 真也君は「うん……解った」 と、答えただけです。 既に本人から聞いていたのかどうかは分かりませんが。結子も特にそれには触れなかったと。
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