3日目

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「んで?こんな遅い時間に、何の用?」 「はい!真夏さん、帰っていらっしゃいますか?会わせて頂きたいんです!」 「真夏と?」 真夏のばあちゃんは、キョトンとしている 「それは無理だ~」 「どうしてですか!」 「どうしても何も、真夏はT市にいるもの。」 「えっ…」 あの後、すぐに帰ったって言うのか? 「何時ですか?」 「はい?」 「何時の新幹線ですか?まだ出たばかりですよね?」 俺はばあちゃんに、詰め寄った 「何を言ってんの!」 「だって真夏さん、この家に泊まってるって…」 「真夏は一度も、ここには来てねえよ?」 はあああ? 「誰かと勘違いしてんでねえの?真夏は引越して以来、ここには来てないって。」 「えっ…」 なんだ… どういう事なんだ?
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