その後…

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その後…

「へえ~、相沢も天文部入ったんだ。」 「そうなの。」 俺と隣で、真夏が恥ずかしそうに答える 「ところで俺、真夏ちゃんのガッツに惚れ込んだな。まさか、単身こっちに乗り込んでくるとはね。」 当(アタル)にそう言われて、俺と真夏は顔を見合わせた あれから真夏の両親に直接会って、真夏を日本に残してもらえないか、直談判してみた もちろん、真夏も一緒に 幼なじみとはいえ、中学一年の時から会っていない俺の話を、すぐには信じて貰えなかったけれど 何時間も説得するうちに、理解してもらえて 真夏はばあちゃんの家に住むってことなら、許してもらえた それで、今真夏は 俺と同じ高校に通っているんだ
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