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学校では、伊達メガネをかけて、ツインテにしてる。
私は制服に着替えて、学校に向かった。
家から駅まで歩いて10分。
電車で20分。
最寄り駅からはすぐ。
学校に着くと、ちょうど美羽も車からおりてきた。
「美羽ちゃん。ごきげんよう」
「美羽先輩。今日も可愛いです!」
「皆さん。ごきげんよう」
美羽がおりると、そこには人だかりが。
これは毎日のこと。
この学校の中で、一番のお金もちである私の家。
なので、みんな美羽に群がり、美羽の機嫌をとる。
ちなみに、私が双子の姉と知ってるけど、私には話しかけてこない。
逆に
「美羽ちゃんと双子なんて、信じられないわ」
「そういえばこの間、年上の男の人と繁華街で腕組んでホテル街の方に行ったらしいよ」
「やだ、援交!?はしたない」
私に向けられる声は、こんなのばっか。
私を見かけたとか、ホテルに入っていったとか、援交とか何言ってるの?
したことないし。
まず、繁華街に行っても、ホテル街の方に行ったことない。
多分、美羽だろう。
美羽は普段茶髪だけど、黒のウイッグ被ると、私に見える。
顔はそっくりだから、間違えるんだろう。
見た目は可愛くて、純粋そうな美羽。
本当は、男遊びしまくってる。
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