3066人が本棚に入れています
本棚に追加
「どうした?
我慢しないで、瑠花の可愛い声聞かせろよ」
耳朶を甘噛みし、ペロリと舐め上げ、フゥッと温かい息を吹きかけられる。
「やぁんっ、ダメッ…隣、車っ、、」
「あぁ、」とほくそ笑む翔哉。
「大丈夫。締め切ってるから、声張り上げても外には聞こえない」
「ンッ、車も、そんな揺らさないでっ、
見た目に、わかっちゃう、から、」
「フ、可愛いなぁ、瑠花は」
今度は私をシートにそっと倒して、両腕をつき私の足を開かせ固定する。
「まだ夜明け前で外真っ暗だから。
黒い車だから、どんなに揺れても見えねぇから安心しろ」
そこから、荒々しく私に打ち付け、車体を大きく揺らし、私はその激しい律動に合わせ嬌声を上げながら、彼と共に果ててしまった。
途中、その逞しい胸にしがみつきながら、その綺麗な裸体に一切の墨が入っていないことを確認し、ボスといってもヤクザではないのかなと考えたりしていた。
「───瑠花、最高に良かったよ」
幾度となく落とされるキスを受け入れながら、飽きるどころか益々気に入られているような気がするのは、気のせいであって欲しかったのに。
最初のコメントを投稿しよう!