三章

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クリスは嫉妬しレイヴンの邪魔をすべく、星来に甘えた。 「星来!あれ食べるぞ!」 「星来!美味いか!」 「星来!飲みものをこのボクが持ってきてやった!」「星来!星来!」 「クリス…元気ねぇ」 会場から音楽が流れた。 音楽団の生演奏だ。 「あ、ダンスの時間だな!踊ろう」 「私、踊れないよ」 「ボクがリードする!星来に恥かかせないから安心しろ!」 承諾しクリスと踊ることにした。   (わ!クリスすごい!私踊れてる!) 「星来、次はターンだ」 (なんかダンスを踊ってる時のクリス格好いい…) ダンスが終了した。 クリスは星来の手の甲にキスをし、腰に手を回し背のびし 星来にキスをした (え…!) パーティー参加者は星来とクリスに注目を集め、拍手喝采やザワザワした。 次期国王候補と聖女のキスなのだから テレーゼは大興奮、レイヴンはショックを受けていた。 シュトッフェルは不敵な笑顔を浮かべる
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