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「テレーゼさん、話があるんだけどいいですか?」
「星来様!どうぞ」
テレーゼは長い髪をポニーテールで結び、メガネをかけていた。何かの本を読んでいたようだ
「お邪魔でした?」
「いいえ。星来様ならいつでも歓迎ですよ」
「ボクもいるぞ!」
クリスが顔を出した
「さっき…会ってついて来ちゃたんです」
ソファでお茶を出しもらった。
「…クリス離れてよ」
「ボクが星来といたいから駄目だ」
昨日のことがあり、ちょっと意識してしまった
「星来様、お二人からキスされたお気持ちはいかがですか?あとはアレルヤ殿だけですね〜」
テレーゼは興奮していた。恋バナが好きなのかもしれない。
「あ…実はアレルヤにも……」
「なんと!神の子は聖女に惹かれてしまうのですね!新しい情報です!!」
テレーゼは目を輝かせて更に興奮した
クリスは無言のまま不機嫌になってしまう
「それでアレルヤの事なんですけど」
「アレルヤ殿?」
「はい。昨晩パーティーの御馳走持って行ったところ…」
「ま、まさか!ベッドに押し倒されてキスををっ!」
テレーゼはシチュエーションを妄想しちょっと暴走した
「…はぁ、されましたけども」
「やはりー!アレルヤ殿ならやると思ってました!」
「落ちついてください。そうじゃなくてですね」
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