三章

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✱✱✱✱✱✱✱Side クリス ✱✱✱✱✱✱✱ クリスは走り回った。 「いた!!」 アレルヤは騎士団にいた。午後から星来と共に邪気に侵され病気の村人を救うべく数日かけてまわる予定で、騎士団も護衛についていくため準備をしていた。 「アレルヤ!」 「…?」 「ボクに剣を教えろ!」 「?」 アレルヤは突然のクリスに訳がわからずにいた。 「ボク…あ…アレルヤ兄様と何かやりたいんだ!」 照れくさいそうにクリスは兄様と呼んだ 「…」 コクと頷き、クリスの頭を撫でた 「やめろ…に、兄様」 次に訪れたのは… バン!! ドアを思いっきり開けるクリスにレイヴンは平然としていた 「ん?クリスどうしたの?」 「ボクに色んな事教えろ!」 「突然なに?」 「…テレーゼから呪いの事を聞いた。ボクは知らなすぎた。だから色々と知りたいんだ」 「知識が増えることはいい事だね。本を読んでみたらどうかな?オススメ貸すよ」 「…その、ありがとう…レイヴンに…兄様」 「え…今、兄って…」 嬉しすぎて頭を撫でまくった 「だから!やめろ〜!」
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