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四章
ぱん!!
「よし!」
星来は自分の両頬を叩いた。
レイヴンたちを意識して気まずくならないように普通でいなければ、アレルヤの呪いとクリスの邪気は"浄化”の力を手に入れれば助かるんだ、と改めて気合いをいれた。
ノックをされ、部屋にレイヴンとアレルヤが入ってきた。
「…準備できた?」
「うん。数日よろしくね」
変わらず接してくる星来にレイヴンは気まずい雰囲気を拭い、自分も普通に接することに決めた。
「そうだ、テレーゼさんから私が浄化の力を手に入れれば呪い消せるって聞いたよ。絶対、頑張るから!」
「星来…ありがとう」
レイヴンはニッコリ笑った
「………」
アレルヤは頷いた
「じゃあ皆待ってるから行こう」
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