2人が本棚に入れています
本棚に追加
✱✱✱ ✱✱✱ ✱✱✱ ✱✱✱
翌日も村を周り、村人たちに星来特製ミックスジュースを配っていた。
「あれ?」
キョロキョロ見回すといつの間にか迷ってしまったようだ
「うーん、来た道戻ればいいんだけど、同じような家や風景だからわからないんだよね。適当に歩けば戻れるかな」
歩くと結界の境目に来てしまっていた。
結界の外は何もない砂漠だけが広がり、結界内とは雰囲気がまるで違う
ボーッと見つめていると星来ではない大きな影が複数あった。
誰か迎えに来てくれたと喜び振り向くと
黒いマントと不気味な仮面を着けた大男がいた。
大男らは星来を担ぎ上げた
「え…きゃああっ!何するのよ!」
そして星来を結界の外に放り投げた
「きゃあっ!…痛っ!」
体を打ちつけられながらも大男らの方に顔をむけると、大男らはいなかった。
「…!」
星来は体がゾクッとし心臓がバクバクし嫌な冷や汗をかいた
大きな魔物たちが星来に圧をかけるように雄叫びをあげた
最初のコメントを投稿しよう!