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私は、ガラッと窓を開けるとそこにはブルブルと震える痩せこけた子猫がうずくまっていた。
この子猫・・・何処から来たの?!
いけない!!こうしちゃいられない!!
私は、おもむろにタオルを震える子猫を包むと、冷蔵庫から出したミルクを皿に移して子猫に与えた。
ピチャピチャピチャピチャと、音を立ててゴクゴクとミルクを飲み干す子猫。
美味しいかい?喉乾いてたか。
外はひもじかっただろ?何処にも身を寄せる場所も無くてさ・・・
にゃーーーーん。
子猫は、私の顔に振り向いて何か訴えるように鳴いた。
そっか。お腹すいたもんな。ちょっと待ってて!!
私は冷蔵庫の中に子猫が食べられそうな食物を探したが、
それに似合う食物は無かった。
そうだ!!コンビニ行って、キャットフードを買ってくるからここでおとなしくしてな。
私は腹ペコ子猫にそう告げると、ひとっ走りコンビニに行ってキャットフード買って帰ってきた。
えええっ?!なんだこりゃ?!
私は玄関に全身インクだらけではにかんで何食わぬ顔で座ってる子猫をみて、だいぶ卒倒した。
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