解決…?

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解決…?

♪〜♪〜♪…♪〜♪〜♪…♪〜♪〜♪… 「う…う…う〜ん…誰や電話してきたん…」 私は寝ぼけながらスマホを掴んで通話にすると…。 「さみしいって泣かんといてー!俺が悪かったー!!電話で喋れる時間作るしー。泣かんといてー!!」 彼の叫び声が聞こえてきた。一気に目が覚める。スマホの画面左上を見るとただ今夜中の3時過ぎ。 「…あんた…今何時か知ってる?分かってる?夜中の3時過ぎや!こんな時間に電話、アホちゃうか!!」 「ちゃうねん!ちょっと話聞いてほしいねん!」 電話口から、彼の必死さが伝わってきて、思わずむちゃくちゃ不機嫌な低い声で「………なんやの」と言ってしまった…。 「聞いてくれんの?ありがとうー!嬉しい!」 私の不機嫌で低い声は気にならないようで、むっちゃ嬉しそうな彼の声に彼の表情が想像できて、思わずニッコリしてしまう。そして不機嫌なことを思い出して声を出す。 「とにかく眠いし早く話ししてくれへん?」 「わ、分かった」 それから彼はさっき見たという夢の話をしだした。 「急に雨が降ってきて、すぐどしゃ降りになってん。傘持ってたかな?って思ったら急にビニール傘が出てきて、さしてかぶったらその傘役立たずで、すぐびしょ濡れになってん。その時どこからから歌が聞こえてきてん。会えなくてさみしいから泣いてる…とか会えなくていいし電話する時間少しでいいし作ってほしい…こんな状態が続くんやったら別れて新しい人探したほうがいいのか?…確かそんな歌詞やったわ。これ…もしかして俺のこと言われてる?って思ったら、ちゃんと話しなあかんって思って電話した」 「……うん…大体話は分かった…」 と言いながら、私の枕が言っていた通りの事を彼にしてくれたんや…と彼の話で知ることが出来た。 「じぁ…ちゃんとこれからのこと話そ…私がさみしくならないように…」 (終わり)
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