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ある王宮のなかにある会議室。 国の王が集まって、会議をしたり、国の方針を決める。今回は5人の王が集まる。 集まったのはホシ国の王、テント国の王、ヨツユビ国の王、チャコ国の王、スースー国の王の5人だ。そして、机1番後ろにひとりで座っているのは5つの国を束ねる皇帝ヘルマンだ。今日は「ある問題」について議題を考えていた。 テント国王が話す。 この先どうするんだ? まだ動き続けるのはいいが、あの咆哮がある度に地震じゃ。 ん〜難しい話だ。その地震を止められる力は我々にはない。 ヨツユビ国王が話した。 そもそもその地震は地震であって地震ではない。我々はヒョウモン地震と呼んでいるが、ただの叫びだ。連動で揺れが生じる。 チャコ国王が話す。 たしかにな、止められようがないのだが、このままだと国が崩壊しかねん。 そうじゃが、これは難しい話だ。国に対して迅速に対処するだけ。 ホシ国王が話した。 貴方はどう思いで? ヘルマン皇帝よ。 スースー国はヘルマン皇帝に問う。 一旦間を当て皇帝は話した。 このヒョウモンフェザーカメは誰も止められぬ。ホシ国が言うように国に迅速に対処、尽くすだけだ。国が滅ぶ時はカメも滅ぶ時、皆で手を取り合って生きるのみだ。
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