弐 それぞれの夜

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ごめん、ほんとにごめん、とついてまわる私を無視してずんずん進む恵衣くん。 その次の日、「愛が重すぎて手を浸すどころか川に飛び込んだカップルがいる」という噂が学校中に広まって、恵衣くんは一週間程口を聞いてくれなかった。
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