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prologue
- - - - - -♡˖°
──夢を見たの。
私の体は小さくなってて、目の前にいる男の子も私と同じくらいの目線。
『ぼく、大きくなったらはるのとけっこんするんだー!』
『うんっ!はるのも、ぜったいちあきくんとけっこんする!』
『やくそくだよ!』
『うん!ぜったいむかえにきてね!』
小指と小指を絡ませて、約束!なんて言って。
純粋だったあの頃にはもう戻れないし、くしゃっと笑う目の前の男の子にはきっと会えないけれど。
──夢を見たの。
小さい頃の、夢──。
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