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3.アイドリング状態を保つ。
書けない時に書かないと腹を決めれば楽ですが、それでもやはり不安は消えないという人もいるでしょう。そんな人におすすめが、アイドリングです。アイドリングとは何かというと、車が進んではないけれどもエンジンは動き続けている、という状態です。執筆で言えば、肝心の長編は一文字も進んでいないけど、とりあえず文字をアウトプットしている状態です。
私が良くやるのは、エッセイの執筆です。忙しい、とか、行き詰った、となった時、筆を完全に止めてしまうと、また書き始める時に、頭のエンジンがうまくかからないなんてことがあります。それを防ぐために、エッセイをちょろちょろっと書いて、とりあえず何か文章を書く、ということをやります。
これはエッセイじゃないといけないわけではありません。例えば、ツイッターの発信でも良いし、詩でも短歌でも掌編小説でも良いです。大事なことは、長編と全く関係ない分野で良いので、文章を書くということです。一つ気を付けないといけないのは、アイドリング状態ばかりで、エッセイがたくさんたまってしまうということです。
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