0人が本棚に入れています
本棚に追加
[ダークウェブにて――]
K-Death
『お疲れ。実に気分が良い。本人はさぞかし地獄だろうが罪は償わないとな。次のターゲットはコイツら。よろしく頼む。リンク:※※※※』
死吊事
『え、またかよ。なんか明るみに出すのじゃ物足りなくなってきたな……』
K-Death
『だな。息してるだけで吐き気がする。まぁ、考えておく。期待するな』
死吊事
『つか、容疑なに?』
K-Death
『無実な人を殺したクズと無実な人を嘘の情報で精神的に追い込んで殺したクズ。どっちも隠蔽して無かったことにしてる。職は言わないが察してくれ』
死吊事
『あぁ……クズ、か。わかった。そんなすぐに出来ないから暇つぶしててくれ。準備できたら連絡する。別に会いに来たっていいんだぜ?』
K-Death
『会いに行くかは考えておく。そう言えば一人。俺のテリトリー荒らすヤツが居てな。解析しまくって追い掛けたら使えそうなカモだった。アポ無しで遭ってくる』
死吊事
『怖っ。喧嘩売るとは縁がねぇな。ただでさえお前――っとあぶねぇ。首撥ねられる』
K-Death
『あ? お前の情報漏らしたっていいんだぞ。社会的な死を与えて地獄の底まで苦しめてやる。俺はお前の名前も住所も知ってるからな』
死吊事
『ひぇーおっかな。あーはいはい、すみませんでした。じゃあ、おいとまするわ』
――死吊事が退室しました――
K-Death
『おい、まだ話は――チッ切ったな、アイツ』
返信は来ず、一人残された“彼”。『いつになったらゴミクズ共消えるんだろうな。はっ俺もゴミか』と書き残し姿を消した。
最初のコメントを投稿しよう!