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気休め?
「まぁ、しばらくは、僕を真似た、殺人鬼は、行動しないでしょう」
「なんで分かる?」
根岸さんが聞くと、柴胡は答えた。
「これだけの事をしています。もう、疲れていますよ。おそらく、11月かな?犯行を行なうのは」
「なんで、分かるんですか?」
私が、聞く。すると、殺人鬼は、嬉しそうに答える。
「犯人は、1人ではない。協力者がいます。そして、利用出来る、人間を探しているのですよ。1人、自殺扱いにしたので、駒が無いですね。そして、次の計画も、予測出来ました」
根岸さんが、食いついて聞く。
「なんだ?教えてくれ!!」
「私も、聞きたいですよ?教えてください!!」
殺人鬼、柴胡りょうは、不気味な笑顔を見せ、答えた。
「警察官、トップの人間が、射殺。そして、警視庁に、大量の爆弾を、仕掛けて、爆破。おそらく、もう、仕掛けられているでしょう。だから」
殺人鬼は、間を空けて、続ける。
「僕を、犯罪者特別捜査官法で、早く出すんだ。いいかい?相手は、貴方がたでは、捕まえるのは、無理だ」
サイアクの、推理だ。
もう、疲れたよ。
でも、刑事だ。
これ以上、被害者を増やさないよう、頑張るぞ!!
がんばれ!私!!
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