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「え、俺パーティーから外されるの?」
ソアはそんな間抜けな一声しか発せなかった。
剣士コルテをリーダーとした4人の冒険者パーティーがある宿に泊まっていた。しばらくはテントや洞窟での生活だったため、町の宿屋での寝泊まりは久しぶりだったのだ。
「ああ、疲れたよー! もうしばらく町から出たくないなー」
魔法使いのフィーンがベッドにうつ伏せになる。その隣で槍使いのファームが腕組みをする。
「ああ、しばらくはこの町に留まることにするか。広い町だから飽きなさそうだしな」
「そうだな。それにしても、ここまで半年ほど経つが我々のチームワークもなかなか様になってきたようだな。新たな町でまた一致団結だ。よろしくな、皆」
コルテが皆を見渡しながらそう言った。
しかし翌日。
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