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「焦げとるけど 食えへんわけやないから…」
「焦がすにも程があんだろ。真っ黒すぎるわ」
「まぁまぁ」津賀は笑った。
「そういやお前ムックのバイト調子どうなん?」
「あぁ悪くねぇよ。普通」
…とは言っても、あのクソガキには困ってっけど。津賀にその事相談したとこで恋愛事に疎いからただ時間の無駄になるだけだろうし…。
「ええっくしょいっ!!なんや、誰か俺の噂しとるんかいな!?急に鼻痒なったわ!!」
ごめん、原因俺だ。
「あっ!お前今何か俺に対して失礼な事思ったんやろ!?」
「思ってない」思ったけど。
何でそう言う勘だけ良いんだか…。
「ねぇねぇ聞いてよー!私昨日4年の中村先輩とデートしてる夢見ちゃったんだけど!」
通りすがりの女子の会話が聞こえてきて思わずビクッとしてしまった。
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