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「ウケる。どんだけ好きなわけ?」
「別に好きってわけじゃないよ!つうかタイプじゃないし!」
「でも夢に見たって事はそれだけ気になる存在ってわけじゃん?あんた中村先輩の事好きなんだって」
「無い無い、絶対無い!あり得ない!」
「今はそう言ってるけど将来どうなる事やら」
「どう言う事?」
「リンゴーン、リンゴーンって祝福のベル鳴らしてるかもよって事」
「絶対無いわよ!」
「絶対無ぇ!」
思わず一緒になって言ってしまった事に はっ とすると、「何よあんた?」と女子2人が振り向いた。隣の津賀までびっくりしてる。
「三上、あんたまで何か夢みたわけ?」
「みっ、見てねぇよ!何でもない!」
「何か怪しい〜…」
「由真、三上なんてほっといて早く行こ!」
そうだそうだ、気にしないで早くどっか行け。
内心でシッシッと追い払うと2人は怪訝な表情をしながらタタタッと小走りで校舎内に向かって走って行った。
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