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「俺たちがどれだけ傷ついたか、その身体に教えてあげる」
「っ、え、ちょっと…」
冷たい瞳の奥に情慾を秘めている真雪が、私の顔を掴み腹が立つくらい整った顔を近づけてくる。
鈍い私でも今から何をされるか分かり、必死に顔を横に逸らせば、「ちゃんと前向いてようね」と千尋に後ろから顔を固定された。
何で?何でこんなことするの?
いつもはただ嫌がらせされるだけだったのに…!
身体を求められるのは初めてで、混乱する。
これならいつもみたいに嫌がらせされる方がよっぽどいい。
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