イケメンがリーダーになったら

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『佐倉さん、田坂さんの案件、サポートしてくれない!!』 「無理です。請け負っている案件の納期を考えるとサポートにつく余裕ないです」 藤島マネージャーに懇願されるも指名で今手がけてる案件のクライアントが大企業なのもあり、流れ弾の利益がないサポート要請は間逃れた。 グループメンバーの能力を職務経歴から把握して仕事を内訳ないといけないのに、従来通りに朝のミーティングで立候補制にするから後の祭り状態になる。 懸念はしていたみたいだけど女性社員のやる気を間に受けて信じたから、 “マネージャー、どうしたらいいか教えてください♡” と、できない仕事を請け負った彼女達に詰め寄られた藤島マネージャーは業務の妨害を受けているようだった。 『大善さんがマネージャーをされてた時はどう対応されてましたか?』 「田坂さん、力量弁えた仕事しか請け負わなかったし、やり切れない仕事は男性社員に押し付けてましたよ」 豊富なチャレンジの機会が社員の働きがいを生み高いハードルを突破する原動力となると、挙手制で案件を分配しているが、その結果、仕事をやらない人ばかりになってしまった。 「仕事の内訳、立候補制は辞めた方がいいですよ。前マネージャーの時は押し付け合いになって、私が面倒くさい案件全て引き受けてました」 私の案件達成数ナンバー1は新規案件を請け負う人がいなくて引き受けた結果だった。 案件達成報酬金は5〜120万円とかなり貰えるが、仕事の重圧と多忙さから、できるなら請け負いたくない。
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