無数のラブレター

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 私にとってのお守りは、今までにもらった恋文(ラブレター)。  きっと、これは許されない。  そんなことは、分かっている。  それでも手放すことなんて考えられない。  どんなことが、あってもそれを読むと、心が軽くなる。  こんなにダメな私でも、思ってくれる人がいる。  そう思えるから、私は今日もこれを持ち歩く。  私を思う気持ちを集めたこれは、宝物。
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