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『それでも死ねない。
死ぬのも怖い。
ごめんなさい。ごめんなさい。
私はどうしたらいいですか?
苦しい。
辛い。
もういやだ。
ごめんなさい。
それでも、死ねない。
怖い。
ごめんなさい。
もしもこれを見たときに生きていたら、変われていなかったら、ごめんなさい。
ごめんなさい。』
矛盾だらけで、何が言いたいのかもよく分からない言葉の羅列。
生きたくないけれど死ぬのも怖いという葛藤。
自分を守りたくて守り方が分からない迷子のような気持ち。
助けを求めることもできなくて、誰にでもなく謝ることしかできない。
自分が情けなくてどうしようもなくて苛立ちもあって、ぐちゃぐちゃとした感情が渦巻く。
今の私が大学で変われたかというとそんなことはない。
話しかけてくれる友達はいるけれど、長らく一人で過ごしてきた私には、人とどうやって話せばいいのか分からなくなっていた。
愛想笑いだけを返す私は、きっとつまらないのだろう。
いつしかその人も話しかけてこなくなっていた。
すれ違ったときに会釈をくれるだけその人はとてもいい人なんだと思う。
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