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三つ目の封筒は、今迄の様な猫の写真がプリントされたものとは違った。
淡いクリーム色のシンプルな封筒だった。
そのこと自体に問題はなかったが、封筒の裏面に小さな文字で「お願いだから読んでください」という一文が添えられていることが問題だった。
僕は手紙を取り出すと、記憶を手繰り寄せながら、手紙の内容に目を走らせた。
手紙は全部で五枚入っており、そこには、拗れてしまっているその時の状況を、何とかしようと必死になっている彼女の言葉が綴られていた。
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