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あれから、何年もの月日が流れた。 社会人になった僕は実家に戻り、そこから会社へと通っていた。 ある日、何気なく開いた引き出しの中に、彼女との想い出の品を集めて入れた袋を見つけた。 そんなものがあることを、すっかり忘れていた僕は、袋を開いて、恐る恐る中に入っている物を確かめた。
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