設定とストーリー

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物書きは真摯(しんし)に設定を作るのである。 物書きの楽しみが設定にはあるのである。 大きな設定から小さな設定まで、物書きは練るのである。 物書きは設定を選んだり、作ったりするのである。 物書きが設定を作る時は、ストーリーが印象的な様に作らねばならない。 物書きが設定を選ぶ時は、物書きの真価(しんか)が問われるものである。 それは肥えた眼であり、 それはストーリーへの愛であり、 それはメッセージに忠実(ちゅうじつ)な心である。 物書きの序文(じょぶん)は、選ぶ事が出来るのである。 肥えた眼で選ぶ事、それが求められる。 選ぶとは、盗作に走る事では無い。 幾つかパターンがあるから選べるのである。 設定に造語(ぞうご)を入れる時もあるのである。 設定には、不可能を可能なものにする力があるのである。 物書きの信念を磨いていく事、それが物書きには必要である。
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