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いや、信用し過ぎだろ、と思うけど、そんだけ俺が高校在学中にセンセーに面倒かけてきたってことだ。
不登校なりかけたりクラスメートに殴られてガラスに頭ぶつけて流血したり等々、あんまりいい記憶はない。
正直、センセーが居なきゃ、とっくに高校やめて別の通信制とかに行ってたし、大学にも行かなくて今頃どっかでフリーターやってたかもしれない。
……そう考えると親たちがセンセーに絶大な信頼を置くのも分かる。
浴槽も床もガシガシ磨いて水で流して指で確かめる。
「――――よっし。ピカピカ。風呂掃除オッケーっと。次は……」
買い物は18時過ぎに行く。
その方が総菜が安くなってるから。
それまで洗濯物畳んで、部屋の掃除して、残った時間で大学の課題やって。
「っし。そろそろ行くか」
チャリで10分のスーパーへ行く。
それより近くにもあるけど、センセーがそっちのが全体的に安いと言ってたから、よっぽど急ぎでない時は10分の方へ行く。
思った通り、ハロウィンのハンバーグとかカボチャのサラダとか結構安くなってる。
パンとかスイーツ系も安いけど、こういうのは、喜んでくれる時もあるし無駄遣いすんなって言われる時もあるから結構賭けだ。
しばらく悩んで、自家製カボチャプリンはうまそうだし大きめだから半分ずつなら多分大丈夫だろうと思って買った。
スーパーが終わったらドラッグストアで風呂用洗剤、……と一応ゴムもまだあったけど買う。
生じゃセンセーは絶対やらないから、せっかくそういう雰囲気になってから切れてるのに気づくとめちゃくちゃ辛いので買っとく。
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