「呪術陰陽道中無我夢中膳後藤膝栗毛無問題近衛兵長丸列伝三四門会五郎絵巻~猿飛佐助十二神将破壊大明神鬼面菅原道真南無阿弥陀仏烈級章~」っていう本があるんだが

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 ちなみにこの長曾我部(ちょうそかべ)長谷平姫野綾加辺美琴沙羅双樹万野巫女姫野(はせだいらひめのあやかべみことさらそうじゅよろずのみこひめの)、かの有名な長曾我部(ちょうそかべ)長谷平兼家遠縁梅桜門外右衛門乃介種吉(はせだいらかねいえとおえんうめざくらもんがいうえもんのすけたねきち)の孫で、長谷川泰三門外不出乃神義行五右衛門(はせがわたいぞうもんがいふしゅつのかみよしゆきごえもん)大宰府天屋椀屋太郎紗実吉羽左衛門之介秀吉(だざいふてんやわんやたろうさねきちうざえもんのすけひでよし)の遠縁にあたる。  その家柄の良さも相まってか、長曾我部(ちょうそかべ)長谷平姫野綾加辺美琴沙羅双樹万野巫女姫野(はせだいらひめのあやかべみことさらそうじゅよろずのみこひめの)には絶えず縁談話が舞い込んでくる。  先だっては、隣国の大名・後醍醐楊書院法華経丸五重塔六左衛門(ごだいごようしょいんほけきょうまるごじゅうのとうろくざえもん)米吉泰吉将兵千手観音業平(よねきちたいきちしょうへいせんじゅかんのんなりひら)がわざわざひと月もかけてこの姫に会いに来たほどである。  しかし長曾我部(ちょうそかべ)長谷平姫野綾加辺美琴沙羅双樹万野巫女姫野(はせだいらひめのあやかべみことさらそうじゅよろずのみこひめの)は、この後醍醐楊書院法華経丸五重塔六左衛門(ごだいごようしょいんほけきょうまるごじゅうのとうろくざえもん)米吉泰吉将兵千手観音業平(よねきちたいきちしょうへいせんじゅかんのんなりひら)を「気障(きざ)な男」と一蹴し、地面に叩きつけた。
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