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寝室まで アキトにお姫様抱っこで運ばれる
首に回した腕が 少しぎこちなく
いつも酔っ払って運ばれたり
寝不足で運ばれたりと
記憶がはっきりしてる中
運ばれる事がなかったせいだろう
とうとう今日は、最後までするんだろうと
覚悟を決めた
顔を上げると嬉しそうに
「何でもしてくれるの?」
と無邪気に笑うアキト
リョウをソファに座らせて、自分はリョウの膝に頭を乗せ膝枕の体制になった
思ってたのと違う体制に
「これって」アキトの顔を見下ろす
「本当はこの前出来なかったから
最後までしたいんだけど、そろそろ生理でしょ」
「今ここで体に負担かけたら、生理痛が酷くなったら大変だから今回は違うお願いすることにした」
生理周期まで把握してるのか、言われてみたら
ナプキンとか生活用品無くなりそうになったら
全て補充してくれるとこがある、私より私の体と家のことよくご存知で
「とりあえず、体のこと考えてくれてありがとう」
「何すればいい?」
「上の服脱いで、ブラ上にあげて胸見せて」
微笑みながら要求する言葉に
リョウは 赤面する
考えてる事が普通じゃない
「イヤ、、ダメ、、はず、、、かしい、、」
「イヤじゃない、早く見せて」
どうして拒否するのかわからない表情のアキト
膝の上に頭を置き寝ながら
アキトはわがままに自分の要求を押し通す
リョウも 真っ直ぐ魅入られてる
懇願するアキトを拒否する事が出来ず
従うしか無かった
「じゃその硬くピンクの蕾、
俺の口元まで持ってきて」
口を開けたまま待ってるアキトの元に
屈むように胸を近づかせる
「んっ、、」「はっ、、、」
上下の唇でハムハムと硬く強調してた蕾を噛み
舌で先端部分をつっいたり舐めたり
一通り思いつく【気持ちいい】ことをするアキト
リョウは ひたすら目を瞑り
アキトが与える快楽に身を任せるしか無かった
唇 以外にも 大きな手も加わり
リョウが 堕ちるまで続いた
満足気のアキトは、
腕の中にリョウを包み何度も頬擦りをする
リョウの全ては手に入れてないが
自分の欲望に応えてくれるリョウが愛おしくてたまらない
流石のリョウもお酒と慣れない行為に
疲れが溜まり目もうつらうつらだ
だけど
どうしても聞かなきゃ行けない事を
最後の最後に持ち出した
「一緒にいた人誰?」
浮気でも友達でもない仕事って言ってたけど
腕組んで食事して
アキトの女癖の悪さはわかっているから
嫉妬で狂ったりはしないけど
気にはなる
「元カノ」
「、、、、」
予想外の返答に言葉を失う
「リョウちゃんが思ってるような変な関係ではないよ」
「元カノだけど、仕事として一緒にいただけ」
「つきまとい被害に遭ってて
当分の間家とお店の行き帰りお店でのボディガード頼まれて、面倒見ることになったんだ
お店のNo. 1でお店から短期だけどいいお金払ってくれることになって断れなくて」
何でも屋だからね、、、、
話の様子だと元カノだけど、特に何も無さそうだし
「わかった」
今回は元カノだけど 目をつぶろう
自分は会社の男性でも寄せ付けないようにする
くせに、私だって本当はいい気しないけど仕事だからね
自分に言い聞かせて眠りについた
目を瞑り眠りについたリョウの唇をなぞり
短いキスを落とし、
両腕に抱きしめアキトも眠りについた
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