信じなくてもいい

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信じなくてもいい

小学三年生の頃。 放課後、ひと気の無いアパートの物置き小屋にて。 「舌出して。もっと」 少女は、同じクラスの女子の股間を舐めさせられていた。 何度も、何度も。 抵抗する気力は、その前にやられた行為で、恐怖で失われていた。 首絞め。 女子に無理矢理、連れていかれた物置き小屋で少女は言われた。 「ここでウンチして」 少女は訳も解らず言い返した。 「しない。するなら、トイレでするし、今は行きたくない」 それだけで少女は、女子に引っ叩かれた。 「ダメ!ウンチしなきゃダメ!」 何度も叩かれた挙げ句に、少女は狭い物置きの中で、押し倒された。 「やめて!痛い!」 少女は、何故、自分がこんな目に遭うのか、分からなかった。 女子が馬乗りになってくる。 そして、その小さな手で、少女の首に手を回した。 両手の親指が、少女の気道を押さえ付け、少女は呼吸するのが苦しくなり、咳が止まらなくなった。 それでも女子は、指に力を込めてくる。 怖かった。 少女は、自分は殺されるのではないかと思った。 しかし、女子も所詮は、当時、只の子供だった。 少女を殺せなかった女子は、力が足りなかった。 そして、ひと目につかないのを良いことに、自分のパンツを降ろして、自分は、M字開脚で座った。
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