Special story04. 白虎の獅子

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「…はっ…ぁ、…依存して、…あっ、匡のこと、愛してるから…っ」 「…、」 「んぅ、…ううう、…気持ち良くなっちゃう…、の、ごめんなさい…っん」 「っ、」 匡を傷つけたのに、反省しなくちゃいけないのに、気持ちいい。 体勢はきついし、頭おかしくなりそうだし、体力的にも限界だけど、…匡から与えられる全てが愛おしいから、やめて欲しい、なんて思えない。 ごめん、ごめんね…匡。 変態で、匡依存症で、あなたを愛しすぎてて…ごめんなさい。 心と体が馬鹿になって、涙が止まらない。 もう何に対して泣いているのか、自分でも訳がわからない。 とにかく、難しいことは考えられず、極限の思考では当然反省とかそんなものは浮かばない。 愛してる、気持ちいい、匡、匡、匡、匡…… それだけ。目の前の人が愛おしい。殺されるなら絶対匡がいい。このままセックスで死んだって、何の後悔もない。 「…はぁ、……どんだけ煽ればいいんだよ、お前」 「あっ、あ…ぅ、」 「もう、愛しすぎて…おかしくなりそう」 匡が腕に引っ掛けるだけになっていたシャツを脱いだ。 露出した上半身がこちらに倒れてきて、強く私の体を包み込む。 「…莉音、可愛い。…んっ、好き…」 「はっ、…あ、匡、ぎゅっしていい?」 「ふっ、…いいよ?お仕置き頑張ったから、そろそろご褒美やるよ」 「…、」 至近距離で優しく微笑まれて、先程までの尖ったオーラとのギャップにキュ、と胸が収縮した。 「…ははっ、なに今更中締め付けて来てんの?」 「キス…してくれたら、…ぁ、もっと締まる…よ、?」 「さっきから号泣してイき狂ってる奴が…生意気なんだよ」 「…ん、んふ…、」 深く深く、飲み込まれるような深いキス。
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