女王様の戯れ

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私をすくい上げて もっと熱で温めてから ゆっくりととかしてよ あなたにくゆらされて そっと口に含まれるだけで 私は甘くどんどんほどけてゆくの そのたびに、ほんのりと唇から溢れる 吐息とため息 さぁ、もっと私にキスしてよ 私を舌で転がしてよ 私の濃厚な密であなたを虜にしてゆくの だんだん逃がさない罠にはめてゆくの あなたは甘んじて受け入れてゆく それが楽しいの 今日の私はどんな温度なの どんな味であなたを蕩けさせたかしら さぁ、もっと私を味わって 私にもっと答えてよ 私を味わうあなたの夢中な顔が好きなの 目を細めて鼻と舌で私の全身を撫でまわすあなたが だってすっかり私の虜なのね いいわ? あなたに応えてあげる 私の密はもうほどけてあなたに絡みついているの 一瞬も逃がさないし、逃げられないわよ あなたが私をあいするように わたしもあなたを愛し続けるわ この体がある間は、そして次のカップに乗り移り あなたに蜜を与え続けるの お気に召して?
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