曲を作り始めたきっかけはヨルシカ

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数ヶ月かけて打ち込み方を身体で覚えていったんですがすぐに壁にぶち当たります。コードです。メロディとリズムは何となくできてもコードとなるとハードルが格段と上がってしまって何もできなくなってしまいました。ネットで調べてみても正直何を言っているのかさっぱりわかりませんでした。 そこで僕は一冊の本を購入しました。 『作りながら覚える3日で作曲入門 著monaca:factory』 3日で出来るわけがないだろ。こちとら数ヶ月作曲ソフト使ってんだぞ。と思いながら半信半疑で購入しました。結果、3時間で一曲できました。 シンプルなコードにシンプルなメロディとリズム。でも確かに自分の曲ができました。これをきっかけに次々と曲を作り始めました。 そうなるとメロディに歌詞をつけて歌にしてみたくなるのが世の定め。しかし僕は人前で歌を歌えるほど上手くはありません。いや、下手の部類です。 ちなみに僕の親は人前で歌を歌うのが嫌すぎて『うちの唯一の家訓は人前で歌を歌うべからずだから』と歌うことを避けるくらい音痴らしいです。その子なので知れています。 そこで白羽の矢が立ったのがVOCALOIDです。元々ボカロ文化は世代なので知っていました。どハマりしていたわけではないけれどボカロを使えば僕の表現したいことができると思いました。 冬のボーナスでノートPCと初音ミクを買い、当時無料だったDAWソフト(作曲ソフト)studio oneをインストールしてiPhoneで作った曲を打ち込み直し歌詞をつけて初音ミクに歌ってもらいました。 その瞬間、僕の曲に命が吹き込まれました。 頭の中で、もやっとしていたものが形となり『音楽』になりました。この感動はきっと作曲をした人なら共感しあえると思います。 そして、2020年2月29日『未知の世界』という曲をYouTubeとニコニコ動画に投稿し、僕はボカロpになりました。
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