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「うわあああ、きぃちゃん、俺のこと知っててくれてんの?やっば、つーか唯ぃぃーー、きぃちゃんがこんなキレーーーなオネエサンなんて聞いてねえぞ!?
もっとちっこい、こまいの想像してたわ」
う、、ちっこくない、と言われたようなもので。
たしかに、私は身長165㎝ある。
だから178㎝ののんと並んで、バスの中で頭をごつごつぶつけられるくらいの高さに頭があるわけなのだ。
「見た目と聞いてる中身のギャップやばすぎ。これで猫舌とかやっばいじゃん!」
よくわからないけど、どうやら私はやばいらしい。なんて返せばいいのかわからない。
えーーとでもとりあえず、謝っとく?
「ご、ごめんなさい?」
途端、黙ってきょとんとするbakuさんと、唯くん。
数秒後、「ほんとマジ、やっべえ!!!」
煩いキンキン声がまた響いた。
「うっせえぞ、空河!!」
また、唯くんがbakuさんの頭をばこっと叩く。
「ごめんな、きぃ。こいつ俺の幼なじみで、いっつもこんなノリで。
馬場空河っての。
俺のayuと同じで、名字と名前の一文字ずつ取ってbakuって名乗ってる」
ああ、、なるほど。
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