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「きぃにどうしても一目会いたいって言うから部屋で待っててもらったんだ。
もういいだろ空河。さっさと出てけ」
「おう、邪魔者は出てくわ。
けどその前にきぃちゃーーん、俺にもその猫舌、味見させてええ!!」
「ええっ、ひぃっ!!!」
抱きつかれそうになったところを、また唯くんに
「ざけんな!さっさと出てけ!!」
今度はげしげし蹴られて、ついに部屋から追い出された…
「な、なんか、、嵐が去っていったような……もの凄くインパクトのある人だね?」
唯くんの幼なじみか。
世の中にはいろんな幼なじみがいるんだなあ。
「俺がきぃのこと可愛い可愛い言ってっから、見た目可愛い系想像してたみたいだな。
見た目だけだときぃは空河の言う通り、大人っぽい綺麗系だからな」
そんな、そんなそんな!!
やだやめてえええ!!!
「ゆ、唯くん褒めすぎ… そんなこと初めて言われたよ」
「え、嘘」
またきょとんとする唯くん。
けれどその後、すぐ「ああ、、なるほどね」と。「アイツが男除けになってるわけか」
何故か納得した表情になった。
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