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唯くんから珈琲の味と香りをたっぷりと味わい、余韻を残しつつようやくキスが終わる。
どうしよう、明日の朝まで持つ気がしない。
唯くんの色気に、当たり前に心臓もやられて、今は目眩までして来た。
「こんくらいなら、平気?」
猫舌のこと、だよね。
「うん、、へいき」
答えると、「そっか、良かった」と、また唇を重ねられた。
「んっ、、!?」
さっきは私に珈琲の味を教えてくれたけれど、今は弄ぶように私の唇を啄んだり舐めたり、吸ったりしながらまた舌を絡め、キスを濃厚なものにしていく。
平気か、って、猫舌じゃなくて心臓のこと、だった?
離れる時に引いた糸をまたチュ、と口付けて回収される。
「俺、きぃとのキス大好き」
はああああ…!
「ハ、やっぱきぃは可愛いわ」
どうしよう、19歳の唯くんは、益々カッコよくて心臓に悪い上に目眩まで起こさせる。
bakuさんがヤバい連発してたけど、今は私が連発したい気分。
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