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「飲み物のおかわりはいかがですか？」
そんな改まった言い方で、空になったグラスにノンアルシャンパンを注いでくれる。
「空河や侑李が色々持って来るんで、ドリンク他にもたくさんあるんだよ。気兼ねなくいくらでも飲んでな。
空河は2コ上だから、ノンアルの中にアルコールも混ざっててさ。時々間違えちゃうんだよね」
bakuさんが飲む用のアルコール飲料を間違えて飲んじゃう、ってことだよね？
「嘘ーー、ダメだよ唯くん？」
「うん、だからさ、きぃ一緒に住んで見張ってよ」
「っ、、上手いねえ…
さっきも今も、つい首を縦に振っちゃうとこだった」
危ない、危ない。
「本気だから」
「え──？」
「お試し期間終わったら、ここで一緒に暮らそ？」
「唯くん、」
どどど、、どうしよう！？
そんな大事なこと…即答出来ないよ。
「考えといて。超！前向きに」
「はあああ！！」
「くはっ、めっちゃ声出てるし」
腰を折って、楽しそうに笑ってる。
「あーーなんか俺、ずっと浮かれてんな。かっこわる」
照れながら前髪を掻き上げるから
「はあああ！？」
「えっ、疑問系バージョン？」
「唯くんは、ずっとカッコ良いです！！
おかげでずっと死にそうです！！」
つい力説して反論してしまった。
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