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協力するの、しないの?
「さぁ?どうしました?先ほどの事件の真相を当てましたよ?早く、僕を出さないと、もっと、死人が増えます。僕は、要求しないですが、この犯人は、僕と、戦いたがっています。それとも、警視総監、日高けんじろうさんを、見殺しにしますか?警視庁に、仕掛けられていると、思われる爆弾の事も、話したのですよ?そろそろ、本格的に、行動しないと、いけません。貴方がたが、誇る、人工AI、CHASERを使いますか?まぁ、使用しても、いい案は、出ませんね。むしろ、僕の犯行だと、結果が出るでしょう。刑務所で、死刑を待っているのに、どうやって、殺すのでしょう?
…………まぁ、これから、もっと、死人が出ますね」
私、草薙かおるは、聞く。
「………その話しは、本当なんですか?」
根岸ごうさんも、口を挟む。
「そうだぞ!!世界が、誇る、警視庁に、そんな、攻撃しようとするヤツなら、公安も、知っているはずだ!?」
殺人鬼、柴胡りょうは、クククッと、笑う。
「…………クヒヒヒッ!!アハハッ!!!!馬鹿ですね!?お二人は!!………僕の、殺人の犯行に、似ているから、お二人の、上司、上層部は、そう決めて、鬼ヶ島刑務所に、お二人は、僕に、面会に来たんじゃないですか!?そして、推理し、進展が、ありましたよね!?………………いけません。いけません。これ以上、殺人事件、自殺が起こる度、僕を訪ねては、時間の無駄ですよ?それとも、死刑を待つ、僕に、無駄な時間を使わせて、楽しんでいるのですか?」
殺人鬼は、苛ついているらしい。
そして、言う。
「……………現場百回。現場を、何回も、観察すれば、糸口は掴められる。貴方がたは、人工AI、CHASERを信じすぎている。駄目だ!!駄目だ!!!所詮、機械なんだよ?世界は、それに頼りすぎて、腐敗していっている。自分で、考えて、行動せねば」
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